ソフトブロック:赤ちゃんに安全な素材の選び方

おもちゃ情報

ソフトブロック:赤ちゃんに安全な素材の選び方

赤ちゃんが口にしたり、投げたり、噛みついたりすることもあるソフトブロックは、素材の安全性が何よりも重要です。誤った素材のブロックは、赤ちゃんの健康に悪影響を及ぼす可能性があります。ここでは、赤ちゃんに安全なソフトブロックの素材の選び方について、詳しく解説します。

主要な安全素材の解説

ソフトブロックに使用される素材は多岐にわたりますが、特に安全性が高く推奨される素材をいくつかご紹介します。

シリコン

シリコンは、その高い安全性と汎用性から、ベビー用品の素材として広く使用されています。ソフトブロックにおいても、シリコンはその優れた特性を発揮します。

  • 安全性:シリコンはBPA(ビスフェノールA)などの有害物質を含まず、アレルギー反応を引き起こしにくい素材です。高温にも強く、煮沸消毒も可能なため、衛生的に保ちやすいのも特徴です。
  • 柔軟性:赤ちゃんの小さな手でも握りやすく、落としても破損しにくい柔軟性があります。噛みつきやすい赤ちゃんにとっても、適度な弾力があり安全です。
  • 耐久性:丈夫で長持ちするため、長く使用できます。
  • 見た目と感触:鮮やかな色合いを出しやすく、マットな質感は赤ちゃんの触覚を刺激します。

EVA(エチレン酢酸ビニル共重合体)

EVAは、発泡させて作られる素材で、軽量でクッション性に優れています。ブロック状のおもちゃに多く見られます。

  • 安全性:一般的にEVAは安全な素材として認識されていますが、製造過程で添加される可能性のある可塑剤などに注意が必要です。信頼できるメーカーの製品を選ぶことが重要です。BPAフリーであるかどうかも確認しましょう。
  • 軽量性:赤ちゃんが自分で持ち上げて遊ぶのに適しています。
  • クッション性:万が一落としても、床や赤ちゃん自身を傷つけにくいです。
  • 加工のしやすさ:様々な形に加工しやすく、カラフルな製品が多いのも特徴です。

食品グレードのプラスチック

一部のソフトブロックでは、食品に直接触れる用途にも使用される安全性の高いプラスチックが使用されています。例えば、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)などが挙げられます。

  • 安全性:これらの素材は、BPAフリーであり、化学物質の溶出が少ないことが確認されています。食品包装などにも使用されるため、赤ちゃんの口に入る可能性のあるおもちゃに適しています。
  • 耐久性:比較的丈夫で、水洗いも可能です。
  • 着色のしやすさ:鮮やかな色を付けやすく、赤ちゃんの興味を引きます。

避けるべき素材と注意点

安全な素材を選ぶ一方で、赤ちゃんにとって有害となる可能性のある素材には注意が必要です。

BPA(ビスフェノールA)を含むプラスチック

BPAは、内分泌かく乱作用(環境ホルモン)が疑われている化学物質です。赤ちゃんが口にしたり、長時間触れたりすることで、健康への影響が懸念されています。BPAフリーの表示がある製品を選ぶことが不可欠です。

フタル酸エステル類

フタル酸エステル類は、プラスチックを柔らかくするために使われる可塑剤の一種です。こちらも内分泌かく乱作用が指摘されており、特に赤ちゃんが口にする可能性のあるおもちゃには含まれていないことを確認しましょう。

天然ゴム(アレルギーの可能性)

天然ゴムは、自然由来の素材で柔らかく、環境にも優しいイメージがありますが、ラテックスアレルギーを持つ赤ちゃんにとってはアレルギー反応を引き起こす可能性があります。アレルギー体質のある赤ちゃんには、事前に確認するか、シリコンなどの代替素材を選ぶと良いでしょう。

塗装やインク

ブロックに施された塗装やインクが、赤ちゃんの口に入ったり、肌に触れたりすることで、有害物質を摂取してしまうリスクがあります。安全な食品グレードの塗料やインクを使用しているか、あるいは無塗装で素材の色を活かした製品を選ぶのが安心です。

素材選び以外に確認すべきポイント

素材だけでなく、ソフトブロックを選ぶ際には、さらにいくつかの重要な確認点があります。

対象年齢

製品に表示されている対象年齢は、安全基準や発達段階に合わせて設定されています。月齢の低い赤ちゃんに、小さな部品が多いブロックや、想定外の遊び方をしてしまう可能性のあるブロックを与えるのは危険です。必ず対象年齢を確認しましょう。

製造国と信頼できるメーカー

製品の製造国や、メーカーの信頼性も重要な判断材料です。ヨーロッパのCEマークや、アメリカのASTM規格など、国際的な安全基準を満たしている製品は、品質管理がしっかりしている傾向があります。普段から信頼できるベビー用品ブランドの製品を選ぶと安心です。

お手入れのしやすさ

赤ちゃんのおもちゃは、頻繁に汚れます。衛生的に保つために、丸洗いできる素材や、拭き取りやすい素材を選ぶことが大切です。シリコン製などは、煮沸消毒できるものもあり、衛生面で優れています。

形状と大きさ

赤ちゃんが誤って飲み込んでしまう可能性のある小さすぎる部品がないか、また、口に入れても安全な大きさかを確認しましょう。角が鋭利になっていないかもチェックが必要です。

匂い

新品のプラスチック製品などから強い化学的な匂いがする場合、有害物質が含まれている可能性が考えられます。開封後、しばらく様子を見ても匂いが取れない場合は、使用を避けることを検討しましょう。

まとめ

赤ちゃんに安全なソフトブロックを選ぶためには、シリコンEVA(BPAフリーを確認)、食品グレードのプラスチックといった安全性の高い素材を優先的に検討することが重要です。BPAフタル酸エステル類を含む素材は避け、天然ゴムの場合はアレルギーの可能性も考慮しましょう。さらに、対象年齢製造国お手入れのしやすさ形状と大きさ匂いといった点も併せて確認することで、赤ちゃんが安心して楽しく遊べるソフトブロックを見つけることができます。製品の表示をよく確認し、信頼できるメーカーの製品を選ぶように心がけましょう。