サバゲーとは?ルール、マナー、準備のすべて

ホビー情報

サバイバルゲーム(サバゲー)とは

サバイバルゲーム、通称「サバゲー」とは、エアソフトガンと呼ばれる、BB弾(プラスチック製の弾丸)を発射する遊戯銃を使用したチーム対抗のシューティングゲームです。参加者は、軍装や装備を身にまとい、専用のフィールドで敵チームと撃ち合い、設定されたゲームルールに従って勝利を目指します。単なる撃ち合いではなく、戦略、チームワーク、そして何よりも安全への配慮が求められる、奥深いアクティビティです。

サバゲーの魅力

サバゲーの魅力は多岐にわたります。まず、非日常的な体験ができることです。普段は味わえない、まるで映画やゲームの世界に入り込んだかのような臨場感あふれる体験は、多くの参加者を魅了しています。また、チームで協力して戦略を練り、勝利を掴んだ時の達成感は格別です。体力だけでなく、状況判断力やコミュニケーション能力も試されるため、自己成長にも繋がる側面があります。

さらに、様々な装備や銃器を揃え、自分好みのスタイルを追求する「装備」の楽しみも、サバゲーの大きな魅力の一つです。ミリタリーオタクでなくても、その機能美やデザインに惹かれる人も少なくありません。

サバゲーのルール

サバゲーには、ゲームを安全かつ公平に進めるための様々なルールが存在します。フィールドの管理者やイベント主催者によって細部が異なる場合もありますが、基本的なルールは共通しています。

ヒット判定

サバゲーにおいて最も重要なルールの1つが、「ヒット判定」です。BB弾が体に当たった(または装備品に当たった)場合、そのプレイヤーは「ヒット」となり、ゲームから一時的に離脱する必要があります。ヒットの定義は、相手プレイヤーから直接、または壁などを介して跳弾したBB弾が体に当たった場合です。なお、顔面への直撃は避けるべきとされており、最低限の防御は必須です。

ヒットしたプレイヤーは、両手を挙げる、または赤い布(ヒットバンド)を掲げるなど、周囲にヒットしたことを明確に示し、速やかにセーフゾーン(ゲームから離脱したプレイヤーが待機する場所)へ移動します。ヒットしたプレイヤーは、ゲーム中に攻撃をしたり、味方に指示を出したりすることはできません。

フラッグ戦

最もポピュラーなゲーム形式の一つです。各チームは、フィールド内に設置された自陣のフラッグを守りつつ、敵陣のフラッグを奪取することを目指します。フラッグを奪取して自陣に戻ったチームが勝利となります。時間切れの場合は、フラッグを多く奪取したチーム、またはフラッグを保持しているチームが勝利となる場合もあります。

デッド戦(殲滅戦)

相手チームのプレイヤーを全てヒットさせ、全滅させたチームが勝利となるゲーム形式です。シンプルながらも、チームの連携や個々の戦闘能力が問われます。

攻防戦

一方のチームが攻撃側、もう一方のチームが防御側となり、一定時間内に攻撃側が目標を達成(例:特定の地点を制圧する、爆弾を設置する)できれば攻撃側の勝利、時間切れまで防御側がそれを阻止できれば防御側の勝利となります。

その他ゲーム形式

上記以外にも、メディック戦(倒れた味方を回復させる役割のプレイヤーがいる)、大統領戦(特定プレイヤーを守り抜く、または排除する)、チームデスマッチなど、様々なバリエーションが存在します。

サバゲーのマナー

サバゲーは、参加者全員が安全かつ楽しく遊ぶために、高いレベルのマナーが求められます。以下の項目は、サバゲーにおいて特に重要視されるマナーです。

シューティングレンジ以外での銃口管理

ゲームフィールドやシューティングレンジ(射撃練習場)以外では、必ず銃口にキャップ(インドアフィールドではセーフティプラグ)を装着し、銃口を人や物に向けないことが絶対的なルールです。これは、万が一の暴発による事故を防ぐための最も重要なマナーです。

ヒットコールとデッドアクションの徹底

ヒットされたら、正直に、そして速やかに「ヒット!」とコールし、両手を挙げる、またはヒットバンドを掲げ、速やかにゲームから離脱することが重要です。ヒットされていないのにヒットしたふりをしたり、ヒットされたのにゲームを続けたりする行為は、ゲームの公平性を著しく損ないます。

セーフゾーンでの銃口管理

セーフゾーン(待機場所)では、銃を抜いたり、マガジンを装填したまま持ち歩いたりすることは禁止です。 gunsを移動させる場合は、必ず抜弾し、安全な状態にしてから携行してください。

フィールド内での飲食・喫煙の禁止

ゲームフィールド内では、基本的には飲食・喫煙は禁止です。喫煙は指定された場所で行い、火の始末には十分注意してください。

フィールドへの配慮

フィールドの設備や自然環境を傷つけないように配慮しましょう。BB弾のポイ捨てなどもってのほかです。ゲーム終了後は、フィールドの清掃に協力しましょう。

他のプレイヤーへの配慮

相手プレイヤーへの過度な挑発や、フィールド外でのトラブルは厳禁です。また、仲間のプレイヤーに対しても、暴言や指示の強要などは控え、円滑なチームプレイを心がけましょう。初心者は特に、経験者からのアドバイスを素直に聞く姿勢が大切です。

シューティングレンジでのマナー

シューティングレンジでは、周囲に人がいないか確認してから射撃し、弾が狙った場所に着弾しているか確認しましょう。また、自分の弾が他の人の的を傷つけないように注意が必要です。

サバゲーの準備

サバゲーを始めるにあたっては、いくつか準備すべきものがあります。安全に、そして快適にプレイするために、必要な装備を揃えましょう。

必須装備

1. エアソフトガン

サバゲーの主役となるアイテムです。電動ガン、ガスガン、エアーコッキングガンなど、様々な種類があります。初心者には、取り回しが良く、弾速が安定している電動ガンがおすすめです。フィールドによっては、弾速制限(ジュール規制)があるので、事前に確認し、それに適合する銃を選びましょう。

2. BB弾

エアソフトガンの弾丸です。素材や重さによって弾道が変わるため、使用する銃との相性やフィールドのレギュレーションに合わせて選びましょう。一般的には、0.2gや0.25gのバイオBB弾が推奨されています。バイオBB弾は、環境負荷が少ないため、多くのフィールドで採用されています。

3. 保護メガネ・ゴーグル

BB弾から目を守るための最も重要な装備です。顔全体を覆うゴーグルタイプがより安全です。必ずサバゲー用の強度があるものを選びましょう。メガネの上から装着できるオーバーグラスタイプもあります。

4. 装備・服装

動きやすく、BB弾の衝撃をある程度吸収してくれる服装が適しています。迷彩服などのタクティカルウェアは、雰囲気を盛り上げるだけでなく、フィールドでの迷彩効果も期待できます。厚手の長袖・長ズボンは必須です。

5. マスク・フェイスガード

顔面へのBB弾の直撃は非常に痛く、怪我の原因にもなり得ます。顔面保護のため、フェイスガードやバラクラバ(目出し帽)などの着用が推奨されています。

6. グローブ

手の保護と、銃のグリップ力を向上させるために着用します。転倒時の怪我予防にも役立ちます。

7. 弾速計

自分の銃の弾速が、フィールドのレギュレーションに適合しているか確認するために使用します。フィールドによっては、貸し出しを行っている場合もあります。

あると便利な装備

1. マガジンポーチ

予備のマガジンを携行するためのポーチです。素早いリロードを可能にし、ゲームの効率を上げます。

2. ハイドレーションシステム(水分補給用)

夏場など、長時間のゲームで水分補給は非常に重要です。リュックに装着できるタイプや、ベストに装着できるタイプがあります。

3. タクティカルベスト・プレートキャリア

マガジンポーチや小物類を装備するためのベストです。装備を整理し、効率的な動きをサポートします。

4. バッテリー・充電器(電動ガン用)

電動ガンを使用する場合、予備のバッテリーと充電器は必須です。半日〜1日遊ぶなら、予備バッテリーは複数あると安心です。

5. サイリウム・マーカー

暗いフィールドや、夜戦などで自分の位置を示すために使用します。ヒットした際に、腕に巻くことで他のプレイヤーに知らせることもできます。

6. 応急処置キット

万が一の怪我に備え、最低限の応急処置ができるキットを用意しておくと安心です。

フィールド選びと予約

サバゲーは、専用のフィールドで行います。近くのフィールドを調べ、予約状況や料金、レギュレーションなどを確認しましょう。初心者向けの体験コースがあるフィールドもあります。

まとめ

サバイバルゲームは、エキサイティングな体験と、チームで協力する楽しさを味わえる、魅力的なアクティビティです。しかし、その楽しみを最大限に引き出すためには、ルールを理解し、高いマナーを遵守することが不可欠です。また、適切な準備を行うことで、安全かつ快適にプレイすることができます。まずは、経験者と一緒に参加してみたり、初心者向けのイベントに参加してみたりすることをおすすめします。安全に、そしてマナーを守りながら、サバゲーの世界を存分に楽しんでください。