クマのプーさんののんびりタオ (講談社+アルファ文庫 F 21-1)

クマのプーさんののんびりタオ (講談社+アルファ文庫 F 21-1)詳細

クマのプーさんののんびりタオ (講談社+アルファ文庫 F 21-1)

クマのプーさんののんびりタオ (講談社+アルファ文庫 F 21-1)口コミ

日本語の文章が読みにくかったです。

道教の複雑な言葉を用いず、クマのプーさんのキャラクター達の性格や行動を分析しながら、道教のエッセンスを分かりやすく紹介した本。

簡潔ながら意外と数多くの人生の処世術のエッセンスが詰まっている良書です。
脳の研究から得られた適切な脳の活用の仕方とも合致しており、悩める女性を説得するにはうってつけの書物です。

「クマのプーさんのお話の魅力って何だろう?」こう問い掛けるといろんな答えが返ってくると思うけど、この本の題名どおり”のんびり”自然の声に耳を傾けながら、小さいことを喜びとしながら、ゆったりと生きる。そんなプーの生き方が、まさに「タオイズム」なんだよと指摘してくれる本。タオ-老子の説く道教というとなんだか難しそうだけど、クマのプーさんのことだよ、なんて言われると、なんだそうなのか、と一気に親しみが湧いてきたり。それにしても現代の私たちはこのお話の中に出てくるような「イスギシ・スギカエル族」(忙しい・すぐ帰る)になってしまっているな、とつくづく思う。もっとプーさんの生き方を見習わなくっちゃ。プーさんが癒し系として今、大ブームなのは、心の奥に皆そういう思いを抱いているからだと思う。