ドールのウィッグ:絡みを取るブラシの選び方と洗い方
ドールのウィッグは、その美しさを維持するために、適切なケアが不可欠です。特に、絡みはウィッグの見た目を損なうだけでなく、毛質を傷める原因にもなります。ここでは、ウィッグの絡みを効果的に取り除くためのブラシの選び方、そして正しい洗い方について、詳しく解説します。
絡みを取るブラシの選び方
ウィッグの絡みを取るブラシ選びは、ウィッグの素材や絡みの程度によって異なります。無理なブラッシングは、ウィッグの毛を抜いたり、傷めたりする原因となるため、慎重に選びましょう。
ウィッグ専用ブラシ
ウィッグ専用ブラシは、ドールウィッグのケアのために特別に設計されています。一般的に、毛先が丸く加工されており、ウィッグの表面を優しく撫でるようにブラッシングできます。また、静電気を抑える加工が施されているものも多く、絡みを軽減する効果が期待できます。
目の粗いコーム
絡みがひどい場合や、ウィッグの毛質が細くデリケートな場合は、目の粗いコームが有効です。目の粗いコームは、毛一本一本にかかる負担を減らし、絡まりをほぐしながら進むことができます。金属製のものよりも、プラスチック製で毛先が滑らかなものを選ぶと、よりウィッグへのダメージを抑えられます。
豚毛ブラシ
天然素材である豚毛ブラシも、ウィッグのブラッシングに適しています。豚毛は適度な油分を含んでおり、ウィッグの毛にツヤを与えながら、静電気を抑え、絡みを優しく解きほぐす効果があります。ただし、豚毛ブラシは、ウィッグの素材によっては毛が絡みつきやすい場合もあるため、ウィッグの素材を確認してから使用しましょう。
静電気防止ブラシ
特に冬場など、静電気が発生しやすい時期には、静電気防止ブラシが役立ちます。静電気防止加工が施されたブラシは、ウィッグの毛の絡まりを軽減し、ブラッシング時のパチパチ音も抑えてくれます。
避けるべきブラシ
一般的に目の細かいブラシや、金属製のピンが鋭利なブラシは、ウィッグの毛を傷めたり、切れ毛の原因になるため避けましょう。また、ペット用のブラシも、犬や猫の毛質に合わせて作られているため、ドールウィッグには適さない場合があります。
ウィッグの洗い方
ウィッグの絡みを取るためには、定期的な洗浄が効果的です。しかし、洗い方を間違えると、ウィッグが傷んでしまう可能性があります。ここでは、ウィッグを傷めずに綺麗に洗う方法を解説します。
準備するもの
- ウィッグ専用シャンプーまたは低刺激のシャンプー
- ウィッグ専用コンディショナーまたはトリートメント
- 桶または洗面器
- タオル(吸水性の良いもの)
- ウィッグスタンド(あれば便利)
- 目の粗いコームまたはウィッグ専用ブラシ
洗い方の手順
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ブラッシング:洗う前に、ウィッグ全体を優しくブラッシングし、大きな絡みやホコリを取り除きます。上から下へ、毛先から少しずつとかしていくのがポイントです。
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予洗い:桶にぬるま湯(30℃程度)を張り、ウィッグ専用シャンプーを適量溶かします。ウィッグを優しく浸し、毛並みに沿って揉み洗いします。ゴシゴシ擦ると、絡まりや傷みの原因になるので注意しましょう。
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すすぎ:シャンプーをしっかりと洗い流します。ぬるま湯で、泡が出なくなるまで丁寧にすすいでください。
- コンディショナー・トリートメント:再度桶にぬるま湯を張り、コンディショナーまたはトリートメントを溶かします。ウィッグを浸し、毛先を中心に優しく馴染ませます。数分置くと、より効果的です。
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すすぎ:コンディショナー・トリートメントを洗い流します。この際も、毛並みに沿って優しくすすぎましょう。
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水気を切る:ウィッグを優しく持ち、毛並みに沿って軽く絞って水気を切ります。タオルで挟み、優しく叩くように水分を吸わせるのも効果的です。
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乾燥:ウィッグスタンドに被せ、風通しの良い日陰で自然乾燥させます。ドライヤーの熱は、ウィッグを傷める原因になるため、使用は避けましょう。完全に乾いたら、再度優しくブラッシングをして形を整えます。
絡みを防ぐためのポイント
- 保管方法:ウィッグは、絡まないようにウィッグスタンドに保管するか、ネットに入れて保管しましょう。
- 着用時の注意:着脱の際は、毛を引っ張らず、優しく丁寧に行いましょう。
- 静電気対策:静電気が発生しやすい場合は、静電気防止スプレーを使用するのも効果的です。
まとめ
ドールのウィッグは、適切なブラシ選びと丁寧な洗い方で、いつまでも美しく保つことができます。絡みが気になったら、無理に引っ張らず、ウィッグの素材に合ったブラシで優しく解きほぐしましょう。そして、定期的な洗浄は、ウィッグを清潔に保ち、絡みを予防するだけでなく、毛質を健やかに保つためにも重要です。上記でご紹介した方法を参考に、大切なお人形のウィッグケアを行ってみてください。
